行政書士

高齢者雇用継続給付金いつまで?

高年齢雇用継続給付の支給を受けることができる期間はいつまでですか。
「高年齢雇用継続基本給付金」については、被保険者が60歳に到達した月から65歳に達する月までですが、各暦月の初日から末日まで被保険者であることが必要です。

引用元:厚生労働省「Q&A~高年齢雇用継続給付~」

高齢者雇用継続給付金(正式名称:高年齢雇用継続給付)の期間ですが厚生労働省の質疑応答のページに答えが書いてあったので引用しました。

この制度の目的は、高齢者が将来の医療費や年金費用を貯蓄することで、高齢者の就労を促進することです。

2010年、カナダ政府は2013年からこの制度を段階的に廃止する計画を発表しました。

2017年には、すでに加入している労働者への給付の継続よりも新規労働者の雇用を優先させるとともに、プログラムの効果的な運用を図るため、方針が更新されました。この変更により、政府は高齢労働者への給付を継続しながら、より良いコスト管理を行うことができるようになります。

入手可能な最新のデータによると、カナダ政府は2010-11年に比べて2017-18年に24億ドル、2018-19年に25億ドル多く支出することになる(表5を参照のこと)。

表5. 高齢者雇用継続給付の今後の支出額

(単位:百万ドル) 2012-13 2013-14 2014-15 2015-16 2016-17 2017-18 2018-19 累積支出 $ 1,926 $ 3,005 $ 2,621 $ 2,701 $ 2,926 $ 3,065 $ 3,724 給付率 50.7% 52.3% 54.3% 56.1% 57.5% 58.8% 59.8% 65. 3% 現在の支出合計 $ 4,913 $ 5,534 $ 5,813 $ 6,631 $ 6,978 $ 7,397 $ 8,764 支出の累積変化 $ (1.7%) $ (2.0%) $ (2.2%) $ (2.4%) $ (2.7%) $ (3.3%) 受給者の数 2,633 2,819 2,906 3,021 3,170 3,340 3,555 3,622

出典 財務・総務省

図2は、受益者の年齢分布を示している。例えば、2006年以降、65歳以上の受益者の割合は大きく減少しているが、60歳以上の受益者の割合は増加している。

図2. 受益者の年齢別分布(2006年、2011年、2017年

出典:カナダ統計局 カナダ統計局

このデータは、60歳以上の受益者数に対する新政策の効果も示している。2012-13年から2017-18年の間に、新政策の受益者数はほぼ10倍に増えたが、65歳以上の受益者数は以下のように減少している。

このように高齢者が増えているカナダでは高齢者雇用継続給付金についての議論が盛んに行われてます。日本も世界トップの超高齢化社会の国としてこの問題についての議論を深めていかなければなりません。

参考サイト:https://www.shares.ai/lab/roumu/3815176